藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2006年7月28日放送
株式会社アータライブ
代表取締役社長 高橋 歩さん

若手アーティストと企業をつなぐ

「日常にアートがある世界を実現するには、若手アーティストの活躍が不可欠」 という高橋社長。その情熱が、企業とアーティストをつなぐ新ビジネスを生み出した。




会社データ

URL http://www.artalive.jp/
設 立 1990年11月
上 場 未上場
銘柄コード
資本金 65百万円 (2006年6月末日現在)
従業員数 5名(2006年6月末日現在)
主な業務 アートイベント企画運営業務、アート作品版権ビジネス、現代美術作品の販売、 アートコンサルティング業務、美術、芸術図書の出版および販売、 国内外のアートグッズの企画・販売

対談を終えて

 
アートを手にする喜びを日本に広げたい

「日本は、アートの認識が低くて、もったいない」そうおっしゃるのは、株式会社アータライブ、代表取締役社長の高橋歩さん。「アートの価値は、世界に一つしかないということ。フェラーリは世界に何台もあるけれど、アート作品は世界に一つしかありません。それを手にする喜びを、もっと知ってもらいたいのです」こう語る高橋さんが、立ち上げた仕事は、若手アーティストを支援するビジネスです。アーティストたちの作品の発表の場を生活用品に求め、企業に提案をしています。
現在、アータライブに登録しているアーティストは、1500人。有料の公募展を行うことにより、本気で世に認められたいという質の高いアーティストを発掘しました。そして、彼(女)らの作品を企業に持ち込み、製品や商品に採用してもらうのです。

製品をキャンバスにしたら、売り上げが倍増

最初の取り組みは、TDKのMDのパッケージでした。この業界初の取り組みは、アートの力でMD販売の売り上げを伸ばすという新しいブームを作ることになりました。他にも、メンズ・メルローズのGパンやワールドのブランド、オゾックのメンズカットソーなどに、作品が採用されています。昨年は、イトーヨーカ堂のアートTシャツを全て、同社で請負いましたし、大手のコーヒーチェーンのタンブラーのイラストや同チェーンで販売するTシャツへの作品の提供も行っています。

若手アーティストにキャンバスとなる製品を提供

まさに、キャンバスに描くチャンスの少ない若手アーティストたちに新たなキャンバスの提供をする高橋さんの挑戦は、さらに新たな一歩を踏み出し始めています。それが、新たな独自ブランドの設立です。「アート」と「テンション」を合体させた名前、「アルテンション」というブランドは、アテンション(注目)の意味も込め、アートへの注目を高めるブランドをめざしています。


全ての製品がアーティストの作品です

このブランドとしての最初の取り組みは、Tシャツの販売です。13人のアーティストたちに、何の制限もなく自由に作品を描いてもらっています。作品数もアーティストのお任せです。その魅力をギフトショーで認めてくれた、関東地域の高島屋各店や表参道ヒルズなどファッションビルで、催事販売の機会を得、Tシャツと一緒にアーティストたちのキャンバスに描かれた作品も一緒に展示販売を行っています。
絵を買う感覚で、Tシャツを買って欲しいという高橋さん。次は、トートバックの販売を考えているとのこと。優秀なアーティストが逆輸入されがちな日本のアート業界。日本から世界へ発信できるアーティストを育てるためのベンチャー企業、アータライブもまた、世界へと発信する企業になるに違いありません。




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