藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2006年11月24日放送
ngi group株式会社(旧:株式会社ネットエイジグループ)
代表取締役社長(※放送当時) 西川 潔さん

日本のネットベンチャー生みの親
インキュベータとは何かを語る

数多くのネットビジネスを自らの手で生み出すと同時に才能ある起業家の育成支援を行うネットビジネス・インキュベータ西川社長のネットビジネス論とは。




会社データ

URL http://www.netage.co.jp/
設 立 1998年2月
上 場 2006年8月 東証マザーズ上場
銘柄コード 2497(Yahoo!で株価を見る
資本金 1,750百万円(2006年9月末日現在)
従業員数 約110名(2006年9月末日現在)
主な業務 純粋持株会社(100%子会社: 株式会社ネットエイジ、ネットエイジキャピタルパートナーズ株式会社)

対談を終えて

 
ビットバレーの創始者

今回ご紹介するのは、インターネットが日本でも話題になり始めた98年に、インターネットの可能性に人生をかけるべく起業をされた、株式会社ネットエイジグループ代表取締役社長の西川潔さんです。
西川さんといえば、渋谷のネットベンチャーが集まった「ビットバレー」の創設者として有名な方。ビットバレーのイベントとしてよくテレビなどでも取り上げられたのが、六本木のベルファーレでのイベントで、西川さんに対しても、派手な方をイメージしていたのですが、お会いしてみると正反対。静かな大人の雰囲気で、どちらかと言えばダンディ。数多くのネットベンチャーを生み出してきた人物は、渋みと重みのある方でした。 

真の姿は、「インキュベータ」

さて、そんな西川さんが起業されたネットエイジは、ベンチャーキャピタル(VC)のイメージで見られることが多いですが、真の姿は、「インキュベータ」です。投資が中心のVCとは異なり、自らも様々なビジネスを立ち上げて、ノウハウやネットワークを広げつつ、外部に優秀な起業家がいれば出資もするし、自分たちのもつ資源の提供もする、新しいビジネスを生み出し、育てるビジネスです。
「ネットビジネスの可能性を考えたら、数多くのビジネスアイデアが浮かんできてしまって、一つに絞れなかったんです」と言う西川さん。その結果が、このインキュベータとしての起業でした。
そんな西川さんが最初に生み出したビジネスは、ネット上での自動車のデータベース。大きさや排気量など、様々な切り口で自動車を検索することができるシステムです。西川さんとアルバイト10人程度で立ち上げ、半年かけてYAHOO!のコンテンツとして提供することが決まったのだとか。 

ビジネスの最先端が集まる場所

最近では、これまでネットエイジとして生み出してきたビジネスと支援してきたビジネスとのシナジー効果を高めるために、「Saaf ID」と言う共通のIDをつくり、web2.0的な広告やSNS、ニュースなどをユーザーが簡単に利用できるサービスや、画像や音声などに付されるタグを検索できる「TAGGY」というサービスを提供するなど、常にネットビジネスの最先端を切り開き続けている西川さん。けれども、そこには派手さはありません。
静かな自信と確信が見え隠れする西川さんなら、きっとアメリカ追随になりがちな日本のネットビジネスを、世界へ発信できる日本ならではのビジネスへと進化させてくださるような気がします。




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