藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2007年3月30日放送
株式会社セキュアヴェイル
代表取締役社長 米今 政臣さん

ネットワーク社会の要となる新事業

これから間違いなく到来するネットワーク社会には欠かすことができないネットワークセキュリティ。社会の進化とともにその重要性は増すばかり。その先進企業に迫る。




会社データ

URL http://www.secuavail.com/
設 立 2001年8月
上 場 2006年6月 大証ヘラクレス
銘柄コード 3042(Yahoo!で株価を見る
資本金 361百万円(2007年2月末日現在)
従業員数 56名(2007年2月末日現在)
主な業務 コンピュータ・ネットワーク・セキュリティシステムの設計、構築および運用監視サービス、ログ解析サービスおよび関連製品の販売

対談を終えて

 
ベンチャーの悩み、人材確保

新しい事業を立ち上げたときの悩みの一つが、人材の確保です。今までにない事業だからこそ、その事業で働いた経験者はいませんし、事業について知っている人もいません。そんな状況下でユニークな人材採用の方法を生み出されたのが、今回お会いした株式会社セキュアヴェイルの代表取締役社長、米今政臣さんです。
同社の主なビジネスは、コンピュータ・ネットワーク・セキュリティシステムの設計、構築および運用監視サービス。セキュリティシステムに精通した技術者は、まだまだ数少なく、システム関係の技術者の間でも、こうした新たな分野があることを知っている人も少ないのが現状です。そこで、米今さんが考えたのが、セキュリティ技術者の育成セミナーの開催です。

報奨金と入社資格が得られるセミナー

しかし、セミナーとはいえ、気楽なものではありません。朝9時から夕方6時までの授業が6週間続くという本格的な育成講座です。しかも2週間に一度試験があり、6週間で3つの試験に合格しなければ修了できないという厳しいものです。ところが、このセミナーの授業料は、無料。「これは一種の社会貢献ですから」と米今さんはおっしゃいます。
さらに、ユニークなのは、「無事卒業できれば、報奨金と入社資格が得られます」と米今さん。なんと2週間ごとの試験に合格する度に、5万円の報奨金が出るとのこと。最後まで修了すれば、合計で15万円の報奨金に加え、同社への就職も可能だという。
人材採用の方法としては、納得できても、何も報奨金まで出さなくても・・と思うのですが、「それくらい真剣に学びに来てほしいということです」(米今さん)。

市場と人材を生み出すことも使命

これから、社会のすべてのものがネットワークで繋がることは、まず間違いない。そこでもっとも重要なのが、同社の取り組む「セキュリティ」。市場や人材を育てることもまた同社の役割だとおっしゃる米今さん。
今年は、昨年10月に開講したこのセミナーの卒業生が3人就職するのだとか。学ぶ生徒も真剣なら、教える同社の人たちも真剣。こうした真剣勝負の出会いの場を持ち続けられることこそが、同社が新事業のリーダーである所以なのでしょう。




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