藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2007年5月29日放送
株式会社ウェブドゥジャパン
代表取締役社長 小渕 宏二さん

「感動を与える会社」の
「感動する組織作り」とは

26歳で起業。4年目にして離職率が高まったとき、小渕社長は考えた。社長の仕事とはいったい何か。そして生まれたビジョン「21世紀最も感動を与えた会社になる」とは。




会社データ

URL http://www.webdojp.com/
設 立 2001年5月
上 場 2007年2月 大証ヘラクレス上場
銘柄コード 2138(Yahoo!で株価を見る
資本金 316百万円(2007年4月末日現在)
従業員数 134名(2007年5月末日現在)
主な業務 モバイルの検索連動広告、コンテンツ開発を手がける。IT特化の技術支援、人材紹介にも強み。

対談を終えて

 
敏腕経営者の前に立ちはだかった壁

今回お会いしたウェブドゥジャパン、代表取締役社長の小渕宏二さんは、携帯電話(モバイル)のロボット型検索エンジンサービスを日本で初めてスタートした新進企業の経営者。26歳で起業、創業以来黒字を計上し、6年後には、株式上場を果たしたという敏腕経営者でもある。
そんな小渕さんが壁に突き当たったのは、数年前のこと。開発技術者の離職率が上がったことがあった。技術者は、さらに腕を磨くことができる仕事や自分がやりたい開発ができる企業へと転職する傾向があるのだから仕方がないという声もあったが、小渕さんは、社員が辞めていくことについて真剣に考えたのだという。

社長の仕事は4つある

そして小渕さんが出した結論が、社長の仕事は4つあるということ。「採用」と「育成」と「社内外の広報」と「新規プロジェクトのドライバー」。なかでも、まず大切なのが、人材採用。
「社長業って、まず人の採用だと思うのですよね。10年経っても20年経っても、社員が1万人になっても、やっぱり社長が最後に最終面接して、その人の目を見て、ちゃんとコミットして採用しないと、入社後、その人が不幸になりますし、社長も不幸になるし、お互いに不幸になる」と小渕さんは言う。もちろん採用のときだけではなく、入社後も、小渕さんは一人ひとりの社員を大切に思っている。
それが、社員の成長の機会をつくることであり、社員が将来に不安を感じないように会社の情報を伝える「社内広報」を行うことであり、そして、社員が勇気を持って新しい事業に飛び込んでいけるような仕組みを作ることだと言う。

社員による社員のための人事制度

こうした小渕さんの考えは、社内の様々な取り組みに反映されている。月に一度の全体会議では、会社の業績を共有し、社長賞で社員の挑戦を称え、ゲームを通じてビジョンを共有するなど、様々な取り組みがある。どれも楽しく、感動的だ。社員による社員のための人事制度では、挑戦を楽しみ、成長した者が多いに報われる仕組みになっている。上場という夢を果たした小渕さんの次なる夢は、一人一人の社員が自分の夢を実現できる場を作ることだと言う。




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