藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2007年10月30日放送
株式会社ジャストプランニング
代表取締役社長 鈴木 崇宏さん

飲食店と共に成長するアナログ系IT企業

飲食店の売上や勤怠管理などをサポートするASPサービスを提供するが、その中心にあるのは飲食店のニーズをキャッチするサポート人材。顧客と共に成長するモデルを聞く。




会社データ

URL http://www.justweb.co.jp/
設 立 1994年3月
上 場 2001年7月 JASDAQ上場
銘柄コード 4287(Yahoo!で株価を見る
資本金 378百万円(2007年7月末日現在)
従業員数 33名(2007年7月末日現在)
主な業務 外食業界に特化した業務ソフトレンタルのASP事業者。店舗支援ファンド事業にも注力。

対談を終えて

 
社長を辞めて、転職?

今回お会いしたのは、株式会社ジャストプランニング、代表取締役社長の鈴木崇宏さん。鈴木さんが同社の社長に就任したのは、今年の4月。三代目の社長だ。かつて鈴木さんは、同社の主力サービスである「まかせてネット」の開発を請け負う外部企業の社長だった。同社の創業者であり、現会長である吉田氏に請われ、社長業をやめて入社したそうだ。
自分の立ち上げた会社を辞めて、他社の社員になることに惜しい気持ちはなかったのか。その問いに、鈴木さんは、「結局、社長とかそういうのに固執していると、多分大失敗すると思うのですよね。仕事は人対人のお付き合いですから」と言う。鈴木さんのビジネスの原点は、この「人対人」という言葉に集約されているように思う。

我慢を強いらないコスト削減

同社のビジネスは、チェーン展開している飲食店の売上管理や従業員の勤怠管理、食材の発注管理をIT技術を使って請け負う仕事だ。いわば、飲食店のフルアウトソーシング企業だ。このビジネスの目的は、飲食店のコスト削減。たとえば、売上を管理することで、曜日による来店客の予想をして、従業員の数や食材の仕入れの調整ができて、余分な人件費や仕入れ代を出費せずにすむ。多くのコスト削減の取り組みが、働く人に「我慢」を強いるが、同社によるコスト削減のサービスは違う。

「人が会える時間」を作る

全国4千店の飲食店と日ごろからコミュニケーションをとり、事業を効率的にしてコストを下げるアイデアの提供を続けている。たまたま使う道具がIT技術というだけで、実際のビジネスは、極めて人間的だ。また、4千店のお店を通じて生まれてきた効率化のアイデアは、すべてのお店に応用できる仕組みになっている。まさに、全国の飲食店の智恵の共有のためのハブともいえる。
こうした飲食店の効率化は、単にコスト削減だけではない。「ITで効率化して、人が直接会える時間を作るのです」鈴木さんの言葉に、その本質が集約されているような気がする。




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