藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2007年2月2日放送

株式会社SHOEI
代表取締役社長(※放送当時) 山田 勝さん

会社更生法適用から世界トップシェア企業へ

15年間で、赤字に苦しむ会社を世界トップシェアの企業へと導いた山田社長。「従業員一人ひとりが主役の会社」という山田社長の経営哲学とは。



対談を終えて

 
信者=儲!

『儲かる』という字は、『信者』と書きます」。確かにそうだ・・・と、思わず納得してしまったこの言葉。『儲かる』という字は、分解すれば、『信者』になる。私自身、年間100社を超える企業経営者の方々と対談をさせていただいているが、利益を上げ続けている元気な企業は、総じて経営者も従業員も共通する信念をもっていらっしゃるように思います。
今回、この目からうろこが落ちる言葉を教えてくださったのは、株式会社SHOEIの代表取締役社長、山田勝さん。SHOEIといえば、バイクのヘルメットでは、世界トップシェアを持つ企業だが、この地位に同社を導いた人こそ、社長の山田さんなのです。 

再生に人生をかける

15年前、同社は会社更生法の適用を受け、そこに再建人として三菱商事からやってこられたのだが山田さんです。前職も、数々の企業の再建を担ってきたという山田さんは、同社の再建に取り組み始めたとき、同社の潜在的な技術力の将来性を確信。自らMBO(マネジメント・バイ・アウト)を行い、株式を取得。社長に就任されました。まさに、同社の再建に人生をかける決意をしたのです。
着任して、従業員たちに言ったのが、冒頭の言葉。「今は、問題が山積みの会社だが、一つ一つコツコツと解決していけば、必ずよい会社になる。『儲かる』という字は、『信者』と書きます。よい会社になると信じよう」と呼びかけたのです。山田さん自身も、借金の返済のために、従業員たちと一緒に在庫の処分や工場の徹底清掃に汗を流し、「よい会社になる」という信念をみんなで共有するために尽力されました。 

従業員一人ひとりが主役になる

そして、従業員一人ひとりが主役になれるよい会社をめざし、今まで外注にだしていた作業も、社内に必ずエキスパートがいるはずと、従業員に任せる仕組みをつくりました。今では、様々な高度な実験装置も社内で作り、より質の高いヘルメットの生産へとつながっています。
よい会社になることを信じ、研鑽を続けた従業員一人ひとりの努力の集積が、バイク用高級ヘルメットの世界トップブランドを生み出しました。「信じる」ということが、無限の可能性を生み出すことを教えていただきました。


会社データ

URL http://jp.shoei.com/
設 立 1959年3月
上 場 2004年7月 JASDAQ上場
2007年9月 東証2部上場
銘柄コード 7839(Yahoo!で株価を見る
資本金 1,394百万円(2006年9月現在)
従業員数 459名(正社員353名)(2006年9月現在)
主な業務 オートバイ用ヘルメットを中心に四輪用ヘルメット及び自転車用ヘルメット、官公庁用(防衛庁用、消防庁用、警察庁用)ヘルメット等の製造・販売、オートバイ用ウェアの輸入販売



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