2007年7月24日放送
サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役社長 堀口 智顕さん
日本で一番お役に立てる不動産会社
企業とは、利益を第一に求めるのではなく、いかに多くの人に役立てるかがまず第一だと、堀口社長。その哲学をいかにして社員全員で共有するか。そのマネジメントの工夫を聞いた。
URL
http://www.sunfrt.co.jp/
設 立
1999年4月
上 場
2007年2月 東証1部上場
銘柄コード
8934(
Yahoo!で株価を見る
)
資本金
7227百万円(2007年3月末日現在)
従業員数
152名(2007年5月末日現在)
主な業務
事業用不動産の売買・賃貸仲介、ビル管理事業。現在は不動産再生事業「リプランニング」を中核として、綜合不動産サービス事業を展開。
働く目的とは?
「いかにして利益を上げるか」。それは営利企業であれば、誰もが考えること。しかし、「利益」を目的にすることで、経営不振に陥った企業が多いことも事実だと思う。
今回お会いしたサンフロンティア不動産株式会社、代表取締役社長の堀口智顕さんは、「働くためには、目的が定まらないとだめだ」とおっしゃる。その目的は、「どれだけ多くの人に役立てるか」。そしてそれは、「会社で利益を上げてから、社会に寄付をしたり貢献したりするのではなく、本業そのもので、いかにお役に立てるかが大切」と堀口さん。
利益とは?
堀口さんが同社を起業し、現在の不動産再生事業という柱を生み出したのも、目の前のお客様に役立ちたいという思いから、本来、不動産会社として取る必要のなかった責任をあえて取りにいったことがきっかけとなっている。お客様の役に立つ、世間の役に立つという視点を持ち続けることで、新たなマーケットが生まれてきたのだ。
そのため、堀口さんの利益観も独特。「利益というのは、『お役立ち高』だと思っています。公明正大で正しい仕事をして得られる利益は、胸を張っていただける利益なんだと思います。それはきちっと求めるべき行為。そして、正々堂々と多くの税金を払わせていただいて、また多くの人を雇用させていただいて、社会に対して付加価値をどんどん生み出していく」と堀口さん。社会のためを重視するあまり、逆に利益を上げることに尻込みしてしまう非営利組織(NPO)もあるが、堀口さんの利益観は、新たな企業やNPO両方に参考になるのではないだろうか。
ROE30%?
しかし、同社の利益は決して薄いものではない。同社は、利益を追い求めるのではなく、お役に立てることを追求することで、30%に上るROEを実現している。
それは、「利益とは何か」「働くとは何か」。社員と共有することが難しいと思いがちな哲学の共有を見事に実現されていることの証なのかもしれません。
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