2007年8月21日放送
ウェルネット株式会社
代表取締役社長 柳本 孝志さん
北海道から全国へ。コンビニ決済生みの親。
北海道のガスなどの燃料を販売している会社の社内ベンチャーがコンビニ決済を開発。二次元バーコード決済など、次々に新たな決済機能を開発する、その秘訣とは。
燃料販売会社からコンビニ収納代行誕生
今回お会いしたのは、コンビニでの収納代行システムを全国に広げた会社、ウェルネット株式会社の代表取締役社長、柳本孝志さん。今では当たり前のコンビニ支払い。かつては公共料金や大手通販会社の支払いしかできなかった。数種類かつ少量の支払いにコンビニが対応するのは、手間とコストがかかるからだ。そこで、それを一つにまとめることで、コンビニに負担をかけずに、小さな企業にもコンビニ決済のチャンスを提供したのがウェルネット。
このウェルネットは、北海道にある大手燃料販売会社の社内ベンチャーだ。各家庭にガスを販売するなか、その集金に苦労していたことが、このビジネスのアイデアの元になっている。昔ながらの生活密着型企業から、こうした最先端のビジネスが生まれてきたのは驚きだ。
「何でもいいから新規事業を」
それもそのはず、このビジネスの立ち上げを担ったのは、中途採用の社員たち。「何でもいいから新規事業を」というミッションを得て、当初1年間は、試行錯誤の日々だった。まだ普及していないインターネットを使ったビジネスにも着手したが、結局軌道に乗らなかった。しかし、「何の保証もないのですけれど、自惚れみたいなものはあったのですね。必ず何とかなると思ってましたね」と柳本さん。これぞ、成功するベンチャーの心意気だ。
そして、2年目。大手企業によるコンビニ決済がスタート。「何とかこの仕組みを多くの企業にも提供したい」。その思いから、関係企業との交渉、システムの開発に着手した。その努力は見事花開き、コンビニ決済の代表企業になった。
コストダウンから成長へ、新たな戦略
しかし、柳本さんは、ここで安心しなかった。世界初の二次元バーコードを使った航空券の受け渡しの仕組みや、コンビニのKIOSK端末を使った決済など、これまでになかった決済の仕組みを次々生み出した。こうしたアイデアは、取引先企業のコストダウンを考える中で生まれてきたという。しかし、「コストダウンというのはある程度限界がある」という柳本さん。コストダウンから、成長へ。取引先企業と共に成長を目指すウェルネットは、決して現状に甘んじることは無い。
URL
http://www.well-net.jp/
設 立
1983年4月
上 場
2004年12月 JASDAQ上場
銘柄コード
2428(
Yahoo!で株価を見る
)
資本金
636百万円(2007年6月末日現在)
従業員数
48名(2007年6月末日現在)
主な業務
代金決済、電子請求、電子決済。 携帯認証ソリューションの開発・提供。 デジタルコンテンツ用PINのオンライン販売。
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