藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2007年11月13日放送
インフォテリア株式会社
代表取締役社長CEO 平野 洋一郎さん

日本の新たな輸出産業の核になるIT企業

世界でも使えるパッケージソフトを作り続けて9年。EAIでは、今や日本でトップシェアを持つ。これまでの日本のソフトウエアの世界とは一線を画す大胆な取り組みは要注目。




会社データ

URL http://www.infoteria.com/jp/index.html
設 立 1998年9月
上 場 2007年6月 東証マザーズ上場
銘柄コード 3853(Yahoo!で株価を見る
資本金 735百万円(2007年9月末日現在)
従業員数 48名(2007年9月末日現在)
主な業務 日本初XML専門ソフト開発会社。企業向けシステム連携用ソフト「ASTERIA」が主力。

対談を終えて

 
ソフトの輸出は環境配慮の輸出品

パッケージ・ソフトの開発会社のほとんどが、顧客のニーズに合わせてカスタマイズに対応する。ところが、今回お会いした平野洋一郎さんが代表取締役社長CEOを務めるインフォテリア株式会社は、直接カスタマイズには対応しない。同社が提携している販売担当企業が、顧客のためのカスタマイズを担当するそうだ。同社は、あくまでもパッケージの開発にこだわる。
「日本市場だけじゃなくて、世界市場を考えているからです」という平野さんの言葉にその理由が表れている。日本からソフトウェアを世界に輸出をしている企業は、ほとんどない。モノづくりで世界に貢献する日本だが、ソフトウェアでの貢献はまだまだ。「日本のソフトウェア技術というのは、決して劣っていない」という平野さん。ソフトウェアは、輸出をしても物流を介さず、二酸化炭素を排出しない。島国日本にとっても、大切な輸出品になるはずだ。

日本発のソフトで世界を席捲

平野さんが開発しているパッケージ・ソフトの名前は、「ASTERIA」。昨年は、マイクロソフトを抜いて、日本一の出荷数を実現した。企業が社内や取引先のデータベースや情報機器などとのデータや情報のやり取りを簡単にする「早い・簡単」という特徴を持つソフトだ。その秘密が、プログラムを書く必要が無いということ。あらゆるデータ形式、通信手順などをグラフィカルなアイコンの中に組み込んで、アイコンを移動したり、マウスでつないでいくだけで、情報システム同士がつながるという便利なソフトウェアだ。
「今のビジネスは、ほとんどがITの上に載っている」と言う平野さん。M&Aも増えた今、一番の問題は、システムの統合と言われることもある。すぐに合併後の効果を挙げるためにも、システムを早く簡単に統合したいというニーズは多い。その手助けをしてくれるのが「ASTERIA」だ。
かつて、世界を席捲したパッケージ・ソフトを提供した「ロータス」で働いた経験を持つ平野さん。いよいよ「ASTERIA」を、世界を席捲するパッケージ・ソフトにする準備が整いつつあるようだ。




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