2008年2月26日放送
株式会社鉄人化計画
代表取締役 日野 洋一さん
成熟市場の進化の担い手
成熟市場と言われるカラオケ事業に参入し、新たなビジネスモデルを生み出し独自の成長を続ける同社。新たに参入した喫茶店事業では、150種類のパフェを提供。その戦略とは。
URL
http://www.tetsujin.ne.jp/
設 立
1999年12月
上 場
2004年7月 東証マザーズ上場
銘柄コード
2404(
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)
資本金
732百万円(2007年8月末日現在)
従業員数
連結126名・単体104名(2007年8月末現在)
主な業務
首都圏で「カラオケの鉄人」経営。 複数機種集中管理による豊富な総楽曲数が強み。
成熟市場は儲からない
「既に成熟市場になってしまったから儲からない」。そんな言葉を良く耳にする。けれどもこの言葉を吹き飛ばす、目の覚めるようなお話をしてくださった社長さんがいる。それが株式会社鉄人化計画R、代表取締役の日野洋一さんだ。
日野さんが起業されたのは、1999年。メインに据えた事業はカラオケボックスの経営だ。世の中では、すっかり成熟市場と言われていたカラオケボックス市場に敢えて参入しようと思った理由は、カラオケを楽しむ人の本質まで考えて事業が展開されていないと感じたからだそうだ。
カラオケボックスに来る人の本質
カラオケボックスに来る人は、単に歌が歌いたい訳ではない。「好きな歌が歌いたい」「人に聞いてほしい」「注目されたい」「みんなで楽しみたい」など、楽しみ方にもいろんなものがある。そうした顧客の本質的な喜びとは何かを掘り下げていって、サービスを開発していっている。
この本質への掘り下げによるサービス開発は、カラオケボックスだけではない。近年、日野さんは、喫茶店チェーンを買収した。そこで始めたサービスは、150種類のパフェを提供するというもの。
なぜまた150種類も!と思うのだが、日野さんによれば、喫茶店に来る人の喜びの原点には、「会話」があるという。一緒に来た人と喫茶店でおしゃべりをする喜びだ。そのとき、会話のきっかけとなる材料を提供すること、それが、パフェなのだという。
本質に戻れ
日野さんは、鉄人化計画Rという社名や150種類パフェの提供から受けるイメージとは全く違う人で、いわば哲学者。喜びとは何かをとことん追求する。お話をしてみると、その言葉の端々に深い思考の後が垣間見える。
日野さんからは、「常に本質に戻れ。本質にこそ、イノベーションの種がある」。そんなメッセージをいただいたような気がする。
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