藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2008年2月5日放送
株式会社アルク
代表取締役社長 平本 照麿さん

語学教育の「ゆりかごから墓場まで」実現

40年前から本当に使える英語教育をめざしてこられた英語教育の草分け的存在。誰もが使える英語を話せるようにという平本社長の志はさらに高まる今、更なる進化の戦略とは。



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会社データ

URL http://www.alc.co.jp/
設 立 2003年6月(創業:1969年4月)
上 場 2006年8月 JASDAQ上場
銘柄コード 2496(Yahoo!で株価を見る
資本金 359百万円(2007年11月末日現在)
従業員数 正社員・契約社員288名・他アルバイト29名 (連結・2007年11月末日現在)
主な業務 語学学習のための教育活動を主な内容とし、これに関連する通信教育、出版、研修、ソフトウェア、コンテンツ提供など多岐にわたる事業活動を展開。

対談を終えて

 
世界から見えない日本

海外で国際会議に参加すると、「日本で何が起きているかわからない」とよく言われる。その壁の原因は「日本語」。英語での発信が少ないということでもある。グローバル化の時代に、頭角を現している国々は、企業人も政治家も英語を駆使する人が多い。2010年には、英語を話す国民の数が最も多い国は、インドになるという統計もでているほどだ。
この日本語の壁を40年も前から憂い、その打破のために立ち上がった人がいる。それが今回お会いした株式会社アルク、代表取締役社長の平本照麿さんだ。


英語はブロークンでもいい

使える英語を学ぶ機会を提供したいと、アルクを立ち上げた平本さん。来日する外国要人や英語を話せる著名な日本人に、片っ端から英語でインタビューし、それを教材として提供した。「ブロークンでも、中身のある人の話は説得力がある」という平本さんの方針は、当時の教育関係者からは批判を受けたが、実際に海外業務のある商社などからは、「これこそ待っていた教材」と評価をうけた。
英語のテストで100点をとっても、英語で交渉ができなければ意味はない。英語は道具。どうしたら英語が使えるようになるかが重要だ。平本さんは、教材で学ぶ人々から集まる様々な悩みに耳を傾け、その都度、その解決の道を探り、新たな教材を提供し続けている。


消えることのない熱い思い

その一つが、今や国民的認知度の英語教材「ヒアリングマラソン」だ。英語とは決定的に音の種類が異なる日本語を使う私たちが、いかに英語を聞く耳を養うかを徹底的に分析して作られた教材だ。
そして、いよいよ本格的なグローバル化の到来に、平本さんが生み出したのは、スピーキングの検定試験、TSSTだ。今、世界標準のTOEICは、筆記とヒアリングのみ。TSSTは、早くも省庁などで採用され始め、標準試験へと歩みを始めている。
「英語を使える人を増やしたい」。平本さんの思いは、40年経った今も変わるどころか、さらにその思いは強くなっているようだ。




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