藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2008年3月25日放送

幼児活動研究会株式会社
代表取締役 山下 孝一さん

「子供に関する仕事で世界一」を目指す

幼稚園児に体操を教える会社として約40年前に創業された同社は、全国800カ所15万人の幼児に、体操を教えている。企業の成長と共に変化した社長の心情と経営戦略を聞く。



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対談を終えて

 
常識とは違う起業物語

ヘラクレス上場企業と言えば、創業間もない企業のイメージが強いが、今回お会いした山下孝一さんが創業され、代表取締役を務める幼児活動研究会株式会社は、なんと社歴36年。しかも事業内容は、幼児向けの体育教育と幼稚園の経営コンサルティング。社歴も事業内容も、およそ一般的なイメージとは一線を画している。
しかも、創業当時のお話もまた、一般的な起業話とは大きく違う。アルバイトのつもりでやってみた幼稚園向けの体育の授業が好評を博し、繰り返しの要請がくるようになった。「それなら会社へ」と起業にいたったそうだ。それでも、この仕事は一人でするつもりだったという山下さん。ところが、結局、依頼が増えて、一人で手に負えなくなり、人を雇うことに。
とにかく、直面した現実が、山下さんに様々な決断を促していった。

苦労の連続

こんな風に紹介すると、なんだか順風満帆な人生を送られた社長さんだと思われるかもしれないが、お話を伺うと、本当にご苦労の連続。当初、起業した際も、顧客は一つの幼稚園のみ。教師を目指していた山下さんが自ら営業の日々を送ったという。
しかも、依頼が増えて、人を雇おうにも、それまで世の中になかった仕事である上に、オフィスは小さなプレハブ。思うように採用もできなかった。
やっと採用できたと思っても、腰掛けアルバイトで、教員としての職が見つかると簡単に辞めてしまう。
苦労の連続だ。

無限の成長

そんな山下さんが社長としての意識が大きく変わったのは、社員の結婚式。「こんな安月給で、こいつは家族を養えるのかな」と思った直後、自分の責任の重さを痛感した。さらに追い打ちをかけるように、「学校の教員になった友達に、幼稚園で教えているなんて恥ずかしくて、自分の仕事を言えなかった」と社員がこぼしていたという話を耳にし、恥ずかしくない会社を作らなければいけないと思った。
それからの山下さんは大きく変わった。日々の挨拶、掃除の徹底。そしてそれまではジャージ姿が当たり前だったのをスーツ着用へと変えた。気楽さを求めて働いていた社員の何人かは去って行った。
そして、その日から25年目に、山下さんはヘラクレス上場を果たした。会社とは、経営者の器に比例して大きくなると言われるが、まさに同社は、山下さんと共に成長している。無限に成長を続ける山下さんから、目が離せない。


会社データ

URL http://www.youji.co.jp/
設 立 1972年9月
上 場 2007年5月 大証ヘラクレス
銘柄コード 2152(Yahoo!で株価を見る
資本金 404百万円(2007年9月末日現在)
従業員数 353名(2007年9月末現在)
主な業務 幼稚園・保育園で体育授業指導、課外体育指導を全国展開。保育所運営、園経営コンサル等も。



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