藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2008年5月27日放送

株式会社国際後継者フォーラム
代表取締役 二条 彪さん

倒産・自己破産が与えてくれた使命

父親の後を継ぎ、後継者として16年が経ったとき、会社を畳んだ二条さん。他の後継者たちには自身の二の舞になってほしくない。その思いを込めたマネジメントスクールとは。



対談を終えて

 
後継者視点のサポート

今回お会いした株式会社国際後継者フォーラム、代表取締役の二条 彪さんは、二代目経営者の立場で、後継者問題を考え、サポートしている。世の中には、事業承継のサポート業務を担う会社は多いけれど、そのほとんどが、創業者など事業を受け渡す側の視点に立つものが多い。
実は、二条さん自身、二代目経営者だった。24年前に、お父様の急逝により、突如二代目経営者になり、その16年後、会社は破産。自身も自己破産という結果を経験している。そのときの自分自身の思いや経験、そして反省を、世の中の後継者の方々のために活かしたいという思いから、国際後継者フォーラムを立ち上げた。

創業者の勘と後継者の勘

フォーラムで実施しているスクールを、過去5年で約4000人が卒業している。受講生は、後継者限定というから、多くの後継者たちが悩んでいることがわかる。
二条さんによれば、創業者と後継者はやはり決定的に違うという。例えば、経営者の「勘」も、創業者は、生まれもって勘が働く人である場合が多いが、後継者は、必ずしもそうではない。「後継者の勘を磨くためには、できるだけ早い時期から、意思決定の経験を積むトレーニングが必要だ」と二条さんは言う。
多くの失敗を繰り返して勘を磨き、専務や常務ではなく、トップとしての意思決定の機会を提供することが不可欠だと二条さんは強調する。

究極の意思決定

この失敗の経験と意思決定の経験を阻害するのが、「失敗するかもしれないから、任せられない」創業者と、「失敗は許されない」と考える後継者の思いだ。
だからこそ二条さんは、後継者の方々にこう言うそうだ。「継ぎたくなければ継がなくていい。職業選択の自由は、あなたにもあるのだ。だから、継ぎたくないのだったら継がなくていいのだ。継ぎたくないのに継いでいたら、あなたも社員もみんな不幸になるのだから、継いでは駄目だ。あなたが選びなさい」
これこそが、後継者に最初に求められる、究極の意思決定だ。


会社データ

URL http://www.koukeisha.jp/
設 立 2005年1月
上 場 未上場
銘柄コード
資本金 50万円 (2008年4月末現在)
従業員数 3名 (2008年4月末現在)
主な業務 後継経営者のための知識・技能支援、心理的支援、事業相談、次世代教育、その他関連活動



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