藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2008年6月3日放送

株式会社パフ
代表取締役社長 釘崎 清秀さん

社会の共通財産「若者」を育てる

企業の人事部と協働し、これから社会で働く若者たちに、「働くことの意味」や「働きがいとは何か」などを伝える場づくりを始めて10年。次なる10年の戦略を聞いた。



対談を終えて

 
ベンチャー企業の岐路

創業以来、順風万帆な会社など、おそらく無い。特に、ベンチャー企業から大企業へとその歩み方を変える時が、一つの試練のときでもある。
今回お会いした株式会社パフ、代表取締役社長の釘崎清秀さんは、まさにこうした脱皮の苦しみを経験されたお一人だ。
釘崎さんが同社を創業されたのは、10年前。学生たちを社会の財産と捉え、就職活動を通じて、若者たちが働くことの意味を掴むことができるような機会を提供しようと、様々な大企業の採用活動をサポートしてきた。
同社の理念と取り組みに共感する大企業からの引き合いも多く、創業来、順調な業績を上げてきた。

四面楚歌の社内

そこで、2年前、将来に対する明るい展望を描き始めた釘崎さんは、中途採用を大胆に行い、企業への営業活動も積極化した。
ところが、それが、社内に不協和音を起こし、社内の空気が次第に悪化。危機感を持った釘崎さんは、従業員一人ひとりへのインタビューを外部コンサルタントに依頼。結果は、釘崎さんへの不満続出だった。
「どうして、自分の思いをみんなわかってくれないのだろうか」。しかし、釘崎さんは、自身の意識を大きく変える勇気があった。「通じない、イコール、伝えていないのだと思い返すようになったし、私自身が社員の非難をしてしまったら、泥仕合で何も生まれないわけです。社員がすさんだ気持ちをもってしまっているということは、社長である私がすさんだ気持ちをもってしまっていることの鏡なのです」。

揺るがぬ心のベクトル

釘崎さんにとって、自分の内面と正面から対峙する、辛いけれども大切な機会を経て、原点を見つめ直した釘崎さんは、一週間業務をストップして、社員と語り合った。拡大路線も改め、新規営業も一時中断した。新たに作った人事制度も一年経たずして、廃止。そして、「世界で、たったひとりのあなたのために」という新たな企業理念を作った。
「目指すべきベクトルは、もうこれでずれないだろう」と釘崎さんは言う。その言葉は、釘崎さん自身の心がもうぶれないという誓いの言葉に聞こえた。


会社データ

URL http://www.puff.co.jp/
設 立 1997年12月
上 場 1998年7月 グリーンシート(4808)
銘柄コード
資本金 125百万円(2007年12月31日現在)
従業員数 20名(2008年3月末現在)
主な業務 就職イベントの企画・運営事業。就職Webサイトの企画・運営事業。採用支援システムならびに採用支援アウトソーシング事業。採用パートナー事業。その他、『顔の見える就職と採用』を促進するために必要となる、あらゆる事業。「職学校Web」の運営



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