2008年6月10日放送
株式会社ユビキタス
代表取締役社長 川内 雅彦さん
職人集団が世界のユビキタス化を支える
今、IT技術によって、様々なものが通信機能を装備し始めている。それは安全や環境など、社会問題解決の鍵を握る重要な技術。その最先端技術を磨き続ける会社がある。
URL
http://www.ubiquitous.co.jp/
設 立
2001年5月
上 場
2007年11月 JASDAQ NEO
銘柄コード
3858(
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)
資本金
509百万円(2008年3月末日現在)
従業員数
18名(2008年3月末現在)
主な業務
NEO上場第1号。デバイス組み込みの通信ソフトウェアの開発・販 売が主体、任天堂向け売り上げが78%。
NEO上場第一号企業
これから世の中に生まれてくるものを想像するとワクワクしてくるが、「想像」を「創造」に変えることを仕事にするとなると、話は違う。社会の未来を想像しながら、その社会に適合する最先端の技術を常に磨かなくてはいけない。まさにプロフェッショナル集団にしかできない仕事だ。
そんなプロ集団を率いて、ジャスダックの新しい市場NEOに第一号企業として上場した会社がある。それが、今回お会いした川内雅彦さんが代表取締役社長を務める株式会社ユビキタスだ。
モノとモノが対話する社会
ユビキタスは、「ニンテンドーDS」に通信機能を提供しているため、ゲーム関連の会社と誤解されがちだが、仕事の範囲は極めて広い。社名のユビキタスに象徴されるように、世の中に存在するあらゆるものをつなぐためのソフトウエアを開発している。例えば、今、注目を集めているセンサーなどもその一つで、電灯が人を感知して点灯・消灯をする機能も、そうしたソフトウエアが、電灯に搭載されることで実現している。
こうした様々なものがつながる時代は、まだ始まったばかり。これからは、いろんなモノとモノが通信を始める。ビールに貼られたシールと冷蔵庫が対話して、ビールのまわりを最適な温度にするという時代も近い。
プロ集団のマネジメント
さて、こんな未来社会を創る技術を生み出すユビキタスの平均年齢は、他のソフトウエア会社よりも少し高い。理由は、熟練を積んだプロたちが集まっているから。管理職になるよりも、ソフトウエアの開発に専念したいというプロたちが、前職より給料を下げてでも集まって来てくれたと言う。
そんなプロたちをマネジメントする川内さんは、「皆さん、職人としてのプロフェッショナルの意識を持っているので、特に管理する必要がない。放っておいても、いい仕事をしてくれるのです」と言う。あえて川内さんの仕事はと言えば、「彼らの才能を引き出す環境づくり」だと言う。
おそらくもう一つ、川内さんの大切な仕事があるとすれば、才能を持つプロを見極めることなのかもしれない。
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