藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2008年7月29日放送

株式会社ロック・フィールド
代表取締役社長 岩田 弘三さん

食ビジネスのフロントランナー

目先の利益ではなく、常に、時代の先を見据えて、新たな取り組みに向かうロック・フィールド。なぜ、先が読め、それを実現できるのか。そして、次はどこへ向かうのか。



対談を終えて

 
イノベイティブ企業

成長し続ける企業、長年持続している企業は、イノベイティブだ。常に、時代の先を歩み続けている。どうすれば、未来を予見できるのだろうか。
今回は、そんな常に新たな価値観を世の中に提示し、成長を続けている株式会社ロック・フィールド、代表取締役社長の岩田弘三さんにお話をうかがった。

デパ地下文化を生み出す

ロック・フィールドは、1970年代に、まだ日本にはなかった欧米の文化であるデリカテッセンを事業として始めた。当初は、パテやテリーヌ、スモークサーモンなど高級品が中心だった。店で扱うものは、どれもほとんどの日本人は見たことも食べたこともないものばかり。その浸透には時間がかかったが、欧米に追いつけ追い越せの時代であるなら、ライフスタイルも変わるはずと、岩田さんは、自信を持って事業を展開したという。
そして、そこに追い風が吹いた。それが、デパ地下の変化だ。まだ当時のデパ地下は、卵や砂糖を特売するような雰囲気だったが、岩田さんは、総菜を買って帰って家で食べるという新たな中食の文化を、デパートに提案し、今のデパ地下の原型を生み出したそうだ。
高級デリカを皮切りに、岩田さんは、『神戸コロッケ』や「健康・安全・安心」の総菜を扱う『RF1』や『そうざいや地球健康家族』など、次々に新たなコンセプトで、事業を拡大した。

臆病と少数派

なぜ、次の時代のコンセプトがわかるのか。その理由を、岩田さんは、「僕はわりに臆病だと思うのです」と言う。将来、痛い目に遭いたくないから、今後起こりうる悪いことを徹底的に考えて、備えておくことが大切なのだそうだ。
さらに、「多数派ではありたくないと思っている。常に少数派の方が未来に対しての可能性はある。みんながやり始めたこと、みんながやっていることに未来はない」と言う。
「みんながやっていないこと」という制約をつけることで、新たなアイデアが生まれてくるというわけだ。何十年と続けてきた新たなコンセプトの提示は、社員の意識も変えた。ロック・フィールドは、仕事を通して、未来を切り拓く会社だという認識を共有し、今では、社員一人ひとりが、未来を考える文化が根付き始めたそうだ。


会社データ

URL http://www.rockfield.co.jp/
設 立 1972年6月
上 場 1991年3月 大証2部
2000年2月 東証1部、大証1部
銘柄コード 2910(Yahoo!で株価を見る
資本金 5,544百万円(2007年10月末日現在)
従業員数 1,338名 (2008年4月末現在)
主な業務 総菜の製造および販売。 展開ブランドは、「RF1」「神戸コロッケ」「ベジテリア」 「そうざいや地球健康家族」「いとはん」 「三日坊主」「融合」「beOrganic」



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