藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2008年9月16日放送

株式会社シベール
代表取締役社長(※放送当時) 熊谷 眞一さん

山形県の洋菓子店から上場企業へ

和菓子屋の長男として、子供の頃から跡継ぎになることを覚悟していたという熊谷さん。単なる事業の承継ではなく、時代と共に、事業を進化させ続けるその戦略と覚悟とは。



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主な内容

1)山形の洋菓子屋から上場企業へ
2)ラスクを進物にする新発想
3)小学5年生のときの決意から開業までの道
4)ラスク誕生秘話
5)フロントランナーであり続けるために
6)文化とビジネスをつなげる

対談を終えて

 
校長先生の言葉

経営者になる方々の中には、子供の頃に大人から言われた言葉が影響していることがしばしばあるようで、多くの場合が、ほめられたり、はげまされたりしたことが原動力になっている。しかし、今回お会いした株式会社シベール、代表取締役社長の熊谷眞一さんは、その逆。
和菓子屋の長男として生まれた熊谷さんは、小学校5年生のときに、校長先生から、「お菓子屋になるのはもったいない」と言われ、「父がやっている仕事がかわいそうだ。自分がなってやろうじゃないか」という強い決意が湧いてきたという。そして、「お菓子屋と言う職業が私を選んだのだ」と思ってみることにしたのだそうだ。

職人にはならない

小さな山形県の和菓子屋の長男が、校長先生のネガティブなひと言をきっかけに、大きな夢を持つようになったのだから、やはり、大人のひと言は重いと思わざるを得ない。
強い思いを秘めた熊谷さんは、職人としての修行もしたが、自分が職人になる気はなかったという。腕のいい職人とチームを組んで事業としての洋菓子店を開業することを目標にしていたからだ。
本格的な洋菓子を作って販売する熊谷さんのお店は、人気店となったが、熊谷さんはそれでは満足することはなかった。校長先生の言葉の重みがずっと熊谷さんの心にあったからかもしれない。

常識の壁を破り続ける

人口25万人の地方都市での営業は、自ずと限界がある。全国展開はできないものか。インターネットもない時代。今のように簡単に全国にアプローチをする術はない。
そこで熊谷さんが考えたのが、過去にお会いした人の中から100人を選んで、自信作のラスクをお送りすることだった。「食べて、もし気に入っていただけたら、ご贈答にお使いください」と言葉を添えた。
残り物のフランスパンで作るお菓子と言うイメージだったラスクが、熊谷さんによって、立派な贈答品に変身した。上場を経た今では、ラスクを買うお客様が全国に56万人もいる。
「地方の小さなお菓子屋さんで終わりたくない」。その思いが、今も生き続けている。世間の常識の壁を破り続け、新たな挑戦を続けている熊谷さん。次は、社会に貢献する事業にも取り組み始めているそうだ。きっとまた常識の壁を破ってくださるに違いない。


会社データ

URL http://www.cybele.co.jp/
設 立 1970年10月
上 場 2005年7月 JASDAQ
銘柄コード 2228(Yahoo!で株価を見る
資本金 488百万円(2008年2月現在)
従業員数 226名 (2008年2月現在)
主な業務 ラスクその他焼菓子等の通信販売。 洋菓子・パンの製造販売、レストラン、カフェ。



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