藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2008年9月30日放送

株式会社アイレップ
代表取締役社長(※放送当時) 高山 雅行さん

検索マーケティングのトップ企業

学生時代から起業を夢見ていた高山社長を上場企業の社長へと導いたのは、会社員時代の努力と退職後の勇気。起業までの道のりと現在に至る社長としての哲学と実践の日々を聞く。



主な内容

1)世の中の役に立つには自分が力をつけないとどうしようもない
2)知識よりも、やはり実学
3)取りあえず辞めてからスタートしよう
4)最初は本当に1人でスタートですね
5)起業運に恵まれていると思います
6)収益の大体8割を占める主商品から撤退したのが2回ありました
7)会社を一緒に作っていきましょう
8)人は信頼されると必死になる

対談を終えて

 
熱血営業マンが、あてもなく退職

 「起業家」とひとことで言えても、それぞれの個性は相当に違うものだ。慎重に準備を重ねてから起業する人もいれば、アイデアだけで起業する人もいる。今回お会いした株式会社アイレップ、代表取締役社長の高山雅行さんは、準備もアイデアもなく、とりあえず会社を辞めて起業に備えた。
 大学時代に起業を決意したという高山さんは、その目標に向けて、リクルートに入社。そこでは、熱血営業マンとなり、トップの成績をあげるまでの存在になった。また、比較的早く管理職にもなり、様々な部署からお呼びがかかり、どの仕事に就いても、徹底的に成果を上げるスタイルを貫き通した。

アイデアのないままの起業

 そんなある日、高山さんは、思ったのだそうだ。「もう30歳を越えてしまった。自分としてはやはり起業したい」。しかし、高山さんには、まだ起業のアイデアはなかった。それでも、動かなければ何も始まらない。「ここはまず辞めるべきだろうと。とりあえず辞めてからスタートしようと思って、辞めました」と、高山さんは言う。既に奥さんも子供もいたが、高山さんの気持ちは変わらなかった。
 退職後の一年間に、10を超える種類のアルバイトを経験しながら、起業のアイデアを練り続けたが、結局アイデアはまとまらず、まずは会社を作ってみることにした。

80%の売り上げを占める事業からの撤退

 たった一人での起業だ。リクルート時代に磨いたマーケティングセンスと盛り上がりつつあったインターネットを軸にして、ウェブのコンサルティングを獲得し、事業アイデアを練り続けた。そうしているうちに、出会ったのが、ネットのキーワード広告。「これが主流になる」。そう直感した高山さんは、当時の売り上げの80%を占めていたHPの作成やレンタルサーバの仕事から完全撤退することを決めた。その決断は大当たり。キーワード広告は、リスティング広告へと進化し、上場を実現した。
 常にゼロにする勇気が、高山さんにはある。それは無謀ではなく、高山さんの中にある自分の直感に対する信頼感なのだと思う。


会社データ

URL http://www.irep.co.jp/
設 立 1997年11月
上 場 2006年11月 大証ヘラクレス
銘柄コード 2132(Yahoo!で株価を見る
資本金 535百万円(2008年6月末現在)
従業員数 151名(2008年6月末現在)
主な業務 検索エンジンマーケティングを中心とするインターネットマーケティング事業、有料老人ホーム紹介などのバーティカルマーケティング事業を展開。



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