藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2008年10月14日放送
コムチュア株式会社
代表取締役社長 向 浩一さん

ホワイトカラーの生産性を上げる

欧米に比べて低い、日本のホワイトカラーの生産性を向上すべく起業した向さん。生産性の向上は、ITの活用と社内の意識改革が不可欠。向さんのユニークな人材育成術を聞く。



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主な内容

1)やはり、自分の力でやってみたい
2)日本企業のホワイトカラーの生産性は、まだまだ低い
3)主役は人です。コンピュータではありません。
4)最終的にはフェイス・トゥー・フェイスで物事を解決していく
5)1日1回は唱和しなさい

会社データ

URL http://www.comture.com/
設 立 1985年1月
上 場 2007年3月 JASDAQ
銘柄コード 3844(Yahoo!で株価を見る
資本金 308百万円(2008年3月現在)
従業員数 448名 (2008年3月現在)
主な業務 グループウェアソリューション事業・Webソリューション事業・ERPソリューション事業・ネットワーク運用サービス事業

対談を終えて

 
不安よりも自己実現

 「日本企業のホワイトカラーの生産性は、まだまだ低い」。そうおっしゃるのは、コムチュア株式会社代表取締役社長の向浩一さんだ。日本は、工場をはじめとしたものづくりの生産性は高く、様々な製品を世界に輸出しているが、ホワイトカラーにおける生産性は、まだまだ低い。「その生産性をITによって向上させる」。その思いを胸に、向さんは、1985年、37歳のときに、会社を辞めた。当時は、バブル期。しかも年齢は40歳目前。会社に勤めていた方が将来は安泰と言われた。当然、家族からも反対を受けた。それでも、向さんは、会社を辞め、起業した。
 どうしてもやってみたかったのだと向さんは言う。

人間力が求められる効率化

 さて、ITを使った効率化とは、言葉で言うのは簡単だが、現実は、小さな業務の見直しの積み重ねだ。これまで電話で行っていたスケジュールの調整を社内のグループウェアを使って調整できるようにしたり、それぞれの仕事に必要な情報や手続き画面を、優先的に表示する仕組みを作ったりという具合だ。
 つまり、コムチュアには、単にITのインフラを導入するだけではなく、顧客となる企業の一員のごとく、業務の見直しを考える役割が求められることになる。まさに、技術のみならず、人とのコミュニケーション能力や調整能力など、究極は、フェイスツーフェイスで、問題を解決していく力が求められる。
 
私の標語活動

 そんな人間力を高める一翼を担っている仕組みが、コムチュアにはある。それが「私の標語活動」だ。向さんが考案したというこの活動は、年に一度、全社員が自分の一年間の目標を短い標語にし、カードに書き、毎日、唱和するように勧めている。
 実は、目標を決める際にも、上司と相談することにしており、互いに目標の共有が出来るし、進捗についても、上司が部下を見守ることもできる。
 そして、一年後には、各部署の代表者による標語の発表会がある。部署をあげて発表者の手伝いをすることで、部の結束も固まるし、部署同士の刺激にもなる。
 小さな積み重ねが効率化を生む企業のIT化に取り組む向さんは、職場でも、小さな積み重ねを大切にしている。




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