藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2009年3月17日放送

株式会社クロス・マーケティング
代表取締役社長 五十嵐 幹さん

リサーチ業界に新風を吹き込む

紙ベースの古い体質を持つリサーチ業界にネットを道具として取り入れ、新風を吹き込んだ五十嵐さん。「マーケティングコンサルティング」という新領域の開拓秘話を聞く。



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主な内容

1)意外に少ないインターネットリサーチ専業会社
2)最後発だからこそ考えた、業界ナンバーワンへの道
3)1000人の社長から学んだ経営の本質
4)素人だから生み出せた、新しいリサーチ手法
5)新たなコンサル分野、マーケティング・コンサルティグ
6)コミュニケーションが増える社内旅行の工夫
7)「昭和経営」で、ビジネスの成功確率を高める
8)アナログ会話で、感性力アップを促す

対談を終えて

 
制限から生まれる新発想

 起業の時というのは、資金や人員など、あらゆる面で制限の中での取り組みが求められる。しかし、逆にその制限が、新たな発想を生み出す源泉になっていることも事実。今回お会いした株式会社クロス・マーケティング、代表取締役社長の五十嵐幹さんは、まさに制限から新ビジネスを立ち上げたお一人だ。
 五十嵐さんは、ネット専業のリサーチ会社としてクロス・マーケティングを起業した。ネットバブル崩壊後の2003年の創業で、ネットビジネスとしては、かなりの後発と言ってもいいだろう。しかし、この「後発」という制限が、同社のビジネスの独自性を生み出したのだった。

時間と資金の制限

 それは、会社を作った当時から「業界ナンバーワンのデータベースを持っている」という営業を目指したことだ。世の中には、既に、大勢のユーザーを抱えるサイトを開発・運営している会社が数多くあった。そこで、五十嵐さんは、ユーザーを集めるサイトの開発をすることは当初から念頭におかず、ユーザーを抱えるサイトとの連携を考えたのだ。連携先のそのユーザーに対して、リサーチを行えば、時間をかけずに、大きなデータベースを作り出すことができる。
 実は、この戦略をとった理由は、もう一つあると五十嵐さんは言う。それは、資金の制限だ。ネットメディアを開発するほどの潤沢な資金がなかった。後発という時間の無さと資金の無さが、結局、時間と資金を節約する効率的なビジネスモデルを生み出した。

ビジネスの本質とは

 創業前の五十嵐さんは、ベンチャーキャピタリストだった。1000人を超える経営者と仕事をし、倒産する経営者も数多く見てきた。「倒産しない。いかに社員を守れるか。」を常に心がけている五十嵐さんは、「ビジネスの本質はお金を使わないこと」と言いきる。これは、商売を営んでいるご親族が、子供だった五十嵐さんに語り続けた「お金を使ってビジネスするなら誰にでもできる」という言葉と重なる。
 限りあるお金をいかに工夫して使うか。それが、五十嵐さんに次々と新しいアイデアとチャンスをもたらしている。


会社データ

URL http://www.cross-m.co.jp/
設 立 2003年4月
上 場 2008年10月 東証マザーズ
銘柄コード 3629(Yahoo!で株価を見る
資本金 264百万円(2008年10月末現在)
従業員数 114名(2008年8月末現在)
主な業務 インターネットを利用したネットリサーチ事業並びにWebマーケティング事業。 ネット上でのアンケート調査のほか、座談会形式の調査も実施。



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