藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2009年5月12日放送
株式会社マネースクウェア・ジャパン
代表取締役社長 山本 久敏さん

「外国為替証拠金取引」生みの親の哲学

外国為替証拠金取引(FX)を初めて日本でスタートさせたのが、山本社長。賭博的なイメージがあるFXを資産運用商品として根付かせるための知恵と工夫を聞いた。




主な内容

1)外国証拠金取引の生みの親の苦労と工夫
2)創業来目指し続ける「資産運用としてのFX」
3)「誰も相場は読めない」を前提にしたシステム設計
4)他社よりも早く新サービスが生まれる理由
5)個人にとってのFXの魅力
6)起業の理念「挑戦と規律」を世界へ


対談を終えて

 
創業者の資質と企業の成長

 ベンチャー企業が大きくなれない理由の一つに、創業者の資質が指摘されることが多い。それは、創業者が事業については詳しいが、経営については詳しくないために、一定規模で企業の成長が止まるというものだ。しかしまれに、事業にも経営にも抜きん出た能力を持つ創業者によって、大きく成長するベンチャー企業もある。今回お会いした株式会社マネースクウェア・ジャパン、代表取締役社長の山本久敏さんは、まさに、両方の能力を持つたぐいまれな創業者のお一人だ。

外国為替証拠金取引の生みの親

 マネースクウェア・ジャパンの事業は、外国為替証拠金取引(いわゆる「FX取引」)サービスの提供だ。この「外国為替証拠金取引」という言葉を創ったのも山本さんで、海外にしかなかったこの取引サービスを日本に生み出した第一人者だ。
 最初に、このサービスを山本さんが立ち上げたのは、ダイワフューチャーズ(現、ひまわり証券)の事業開発部長であった1999年のことで、この時に現在行われているFX取引のビジネスモデルの基礎を全て整備し、次に、トレイダーズ証券を立ち上げた。同社は、FX取引並びに日経225先物と、マクロ商品に特化した証券会社で、創業3期目で通期黒字を達成した。そして、上場へ導く基礎を築いた上で任期満了とともに、満を持してFX取引を専業で行う最終形の会社として、マネースクウェア・ジャパンを設立したというわけだ。
 FX取引サービスの立ち上げを3回成功させ、2社の会社を設立して経営してきた経験こそが、マネースクウェア・ジャパンを一気に上場企業へと成長させたのかもしれない。

資産運用としてのFX

 山本さんは、常にFX取引サービスについて考えている。今回もお会いするなり、「新しいサービスを導入したので見てもらえますか?」と、画面を示しながら、目を見張るような新しい機能について説明をして下さった。とにかく、お客様に利益を得て頂けるようなサービスを提供したいという思いがあふれている。
 「私たちは、FX取引を資産運用というかたちでやっていきたい」とおっしゃる山本さん。長期的にお客様との関係を維持するために、日夜サービスとシステムの改善に取り組み、安定した経営の実現に努め続けている。


会社データ

URL http://www.m2j.co.jp/
設 立 2002年10月
上 場 2007年10月 ヘラクレス
銘柄コード 8728(Yahoo!で株価を見る
資本金 1,224百万円(2008年9月現在)
従業員数 66名(2008年9月末現在)
主な業務 外国為替取引、外国為替オプション取引の受託、取次、媒介業務、 外国為替業務に係わるコンサルティング、インターネットによる情報提供サービス



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