藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2009年6月2日放送

株式会社システムディ
代表取締役会長兼社長 堂山 道生さん

業種特化型パッケージソフトで不動の地位

パッケージソフトが主流になることを予測した堂山さん。もっともパソコン導入が遅れている業界に特化して、ソフトを開発。業種特化で成功をつかんだその軌跡を聞く。



主な内容

1)コンピュータの性能を上回る高品質商品を開発
2)学校の情報化という着眼点
3)狭き門から入ってチャンス獲得
4)「業種」特化で不動の地位を獲得
5)業種特化と業務特化の大きな違い
6)大きなビジネスではなく、あえて小さなビジネスへ

対談を終えて

 
トップシェアへのスタート地点

 起業してすぐに売上がたつ会社は少ない。しかし、最初の一年は我慢できても、だんだんと不安になってきて、本来、売りたいと考えている仕事よりも、稼げる仕事への誘惑に負けそうになるものだ。今回お会いしたのは、そんな誘惑に負けることなく、2年半の苦しい期間を乗り越え業界トップシェアを持つ企業を育て上げられた株式会社システムディ、代表取締役会長兼社長、堂山道生さんだ。
 堂山さんが立ち上げたシステムディは、学校法人をはじめとして5種類の業界に特化したパッケージソフトを開発・販売する会社だ。
 
先を行き過ぎたソフト開発

 堂山さんがシステムディを立ち上げるときに目指したのは、まさに今、成功されているパッケージソフトの開発・販売だった。しかし、時代は、まだ汎用機の時代。ようやく出てきたNECのPC98も、ハードの容量が小さく、堂山さんたちがこだわって創ったパッケージソフトは、プログラムだけで、パソコン容量の8割を使ってしまうという、オーバースペックの商品だった。
 しかし、かならずパッケージソフトの時代はやってくると、堂山さんには強い確信があった。IT業界にいた訳でもない堂山さんだが、歴史や社会の流れを見るのが日頃から好きな堂山さんには、汎用機・オフコンのピラミッド構造の仕組みは、ネットワークが組めるパソコンの時代には、フラットな仕組みへと変わり、全ての人が日常的に使うようになっていくと強く感じていたそうだ。
 
流されない覚悟

 そんな信念があったからこそ、起業から2年半、パッケージソフトの販売が思うように進まなくても、すぐに収益となるエンジニアの派遣やオフコン向けのソフト開発の依頼を断り続けた。「『武士は食わねど高楊枝』ではないですが、『自分の食う分ぐらいは自分で稼ぐ。人を派遣するとか下請でやるとかは、やりたくない』と言って、かなり抵抗して、『意地でもやる』と言ってやってきました」とおっしゃる堂山さん。
 その信念が、誰もが導入をしたくなる学校法人向けパッケージソフトを生み出し、トップシェアへと駆け上ることになった。
 「何かを成し遂げる人は、流されない」。そのことを改めて痛感する堂山さんの起業のエピソードだ。


会社データ

URL http://www.systemd.co.jp/
設 立 1982年4月
上 場 2006年4月 大証ヘラクレス
銘柄コード 3804(Yahoo!で株価を見る
資本金 484百万円(2008年9月末現在)
従業員数 121名(2008年9月末現在)
主な業務 業種特化型パッケージソフトの開発販売



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