藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2009年8月11日放送

株式会社ネットプライスドットコム
代表取締役社長兼グループCEO 佐藤 輝英さん

日本初ギャザリングの誕生秘話とこれから(後編)

個人が集まり力を持つことで、流通革命を起こしたギャザリングビジネス。それが生まれるまでの軌跡と現状、そして、その革命は世界へと向うという未来の可能性を聞いた。



主な内容

1)日本初のギャザリング・ビジネス創業
2)新たなサービスが生まれるきっかけ
3)ワールドギャザリングへの第一歩
4)ピュアインターネット世代の智恵が集まる場づくり

対談を終えて

 
ネットで、レバレッジを活かす

 インターネットは、全ての個人に発信の機会を与えたけれど、その一つ一つの発信した言葉や情報が届く範囲は極めて小さい。しかし、それをまとめてみれば大きな潮流になったり、ビジネスとしても成り立つ。その一つの現象が、数年前に話題になった「ロングテール」だ。ネット以前には利益につながらなかったような、限られた人にしか購入されない本を、ネット書店であるアマゾンでは数多く扱うことができ、それが利益の源泉としても機能するようになった。
 インターネットには、集めることによってレバレッジを機能させる力がある。しかし、今のところ多くのネットビジネスが、日本国内においてレバレッジを活かしているが、その日本という1つの国の枠をグンと超えてビジネス展開しているのが、株式会社ネットプライスドットコム 代表取締役社長兼グループCEOの佐藤輝英さんだ。

日本という壁を越える

 「世界中のニッチが集合体になればマスになる」という佐藤さん。ビジネスは、国内だけにこだわっていない。日本でニッチなビジネスであっても、世界をマーケットとして捉えれば、それは大きなビジネスになる。
 日本のネットビジネスは携帯ビジネス同様、日本語という壁によって海外勢の進出から守られてきたところがある反面、自らも外に打って出ていくことはあまり無かった。しかし、佐藤さんは違う。あまりにも自然に海外との提携もするし、進出もしていく。
 どうして、佐藤さんは、こうした展開をさらりとやってのけるのだろうか。

ド真剣に生きる

 その秘密は、生い立ちにある。佐藤さんは高校生のとき、イタリアに留学をしている。自らがイタリアを選んだ訳ではないというが、結果的に、そこで70カ国近くの国々から集まった高校生たちと生活をしたことで、佐藤さんの意識は変わった。集まった仲間たちが毎晩、自分の国の未来や社会の未来について、真剣に議論をする姿を見て、強く影響を受けた。以来、「ド真剣に生きよう」そう思ったそうだ。
 迷ってふらふらしたりはしない。考えてすぐ動く。それを繰り返す人生がそれから始まった。その積み重ねが、ネットプライスという企業の今の姿を作り出した。そして、その姿勢が今、佐藤さんの元に集まる若者へと浸透しつつあることで、更なるネットプライスの進化を生み出しているように思う。


会社データ

URL http://www.netprice.com/
設 立 1999年11月
上 場 2004年7月 東証マザーズ
銘柄コード 3328(Yahoo!で株価を見る
資本金 2,330百万円(2008年9月末現在)
従業員数 148名(個別)、223名(連結)(2008年9月末現在)
主な業務 インターネット通販関連サービスを主要事業とする事業会社の株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等



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