藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2009年9月8日放送

ジョルダン株式会社
代表取締役社長 佐藤 俊和さん

30年越しの夢「乗換案内」の誕生秘話

今や誰もが使っている「乗換案内」のサービス。アイデアが生まれたのは30年以上も前。明確な目的も無く起業したという佐藤さんと「乗換案内」の過去と未来を聞く。



主な内容

1)明確な目的も無く、起業
2)創業10年、社名変更に込めた思い
3)30年越しの夢、「乗換案内」の商品化
4)受託事業をゼロにしない理由
5)創業時に想像しなかった面白さ

対談を終えて

 
30年越しのアイデア実現

 「乗換案内」をご存知の人は多いと思う。移動経路を検索してくれるソフトだ。これを開発した会社が、ジョルダン株式会社。今回は、その代表取締役社長の佐藤俊和さんにお話をうかがった。佐藤さんがジョルダンを起業したのは1979年12月のこと。起業以前に取り組んでいた浄水場からの水路システムの開発時に、「乗換案内」のアイデアを思いついていたそうだ。そして、実際に商品化されたのは、発想から30年以上たった1993年のことだった。

大きな目的も無く起業

 79年の起業当時、佐藤さんは、30歳。仲間3人とシステム開発の受託会社としての起業だった。特に大きな目標を掲げた訳ではなく、「コンピュータが楽しい」という思いから、様々な仕事を受託してきた。しかし、全くこだわりがなかった訳ではない。一切出向はしないという揺るぎなきポリシーは持っていた。
 世界的人気となった「クレイジークライマー」等のゲームソフトや、日本初とも言えるコンピュータを使った英語教材も開発し、10年が経過したとき、佐藤さんは、数多くの開発に携わったにも関わらず、自分たちの社名は一切残っていないことにはたと気づき、社名変更を決断した。
 「ジョルダン情報サービス」から、「ジョルダン」への変更だ。微妙にスペルも「Jordan」から「Jorudan」に変更した。

進化する企業の神髄

 社名変更を機に、自社製のパッケージ商品の開発を始めた。最初、WindowsPCむけの名刺作成ソフトを作ったが、なかなか売れなかった。その後も会計ソフトなど、様々なパッケージ商品開発に取り組み続けた後、乗換案内が生まれIBMのパソコンに搭載される形で人気を博した。
 過去を振り返り、「創業当時には、今のジョルダンの姿は想像できなかった」と佐藤さんは言う。社会の変化に、ある程度身を任せながら、自分自身も変化してきたからこそ、今のジョルダンがある。「自分がそのときに熱中するものが、ドンドン変わっていくではないですか。だから、自分が本当に何者かというのは、いくつになっても僕はわからないと思うのです」。この言葉に進化する企業の真実があるように思う。


会社データ

URL http://www.jorudan.co.jp/
設 立 1979年12月
上 場 2003年4月 大証ヘラクレス
銘柄コード 3710(Yahoo!で株価を見る
資本金 277百万円
従業員数 109名(2009年3月現在)
主な業務 パッケージソフトの開発・販売、システム設計・製造、デジタルコンテンツ制作、ゲームソフト開発・販売、インターネットコンテンツの提供、携帯コンテンツの提供、旅行業法に基づく旅行業、出版事業



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