藤沢久美の社長Talk


今週の社長Talk


2009年10月13日放送

株式会社ティア
代表取締役社長 冨安 徳久さん

タブーに挑戦。波瀾万丈の葬儀社経営物語
(前編)

「人のためになりなさい」と言われて育てられ、大学入学式目前に葬儀業という、天職に出会ってしまった冨安さん。特別な仕事から普通の仕事への変革と挑戦が始まった。



主な内容

1)ひとしずくの涙を和らげたい
2)親の教えが導いたアルバイト
3)見つけてしまった天職
4)猪突猛進、10代で念願の葬儀社の社員へ
5)起業を決意させた葬儀社との出会い

対談を終えて

 
起業家に共通する「あきらめない心」

仕事柄数多くの起業家の方にお会いする。彼(女)らの共通点は、あきらめないこと。そして、失敗するとは思っていないことだ。どんな困難に遭っても、乗り越える術を考え続け、実践し続ける人たちだ。
こうした物語は、起業時の体験としてうかがうことが多いが、今回お会いした株式会社ティア、代表取締役社長の冨安徳久さんは、起業前からこうした精神を持ち合わせていたようだ。
葬儀全般を請け負う事業を立ち上げるに至った冨安さんの最初の葬儀業との出会いは、まさにこうした「こうなりたいと思ったら、徹底的にこうなりたいのです」という冨安さんのあきらめない気持ちが導いたものだった。

大学入学目前に出会った天職

冨安さんが葬儀業とであったのは、大学入学直前のこと。進学後のアルバイトを捜していたときに偶然紹介されたのが、葬儀社だった。しかし、これが冨安さんの運命を変えた。葬儀終了後、遺族から感謝の言葉とともに代金を受け取る先輩の姿に、自分がやるべき仕事はこれだと確信したのだという。
子供の頃から、人のためになることをしなさいと教えられてきた冨安さんの心の琴線に先輩の姿が強く響き、即座に就職を希望したという。それは、大学入学式直前のこと。もはや大学進学への思いは無くなっていた。

子供時代への大人の言葉の力

しかし、葬儀業は一般的には、あまり好まれない仕事。18歳でこの業界に入ってくる人などいない。葬儀店の店長も、冨安さんがどんなにお願いしても、社員にはしてくれなかった。けれども冨安さんもあきらめない。何度も何度も繰り返し、社員になりたいと懇願を続け、社員の立場を手に入れた。大学に行くのも辞め、不退転の決意での就職だった。
ここまで覚悟ができるのはなぜなのか。冨安さんの心を支えていたのは、今は亡き祖母から繰り返し聞かされてきた「人のために生きなさい」という言葉だった。
多くの起業家に共通するもう一つのこと。それは、子供の頃に大人から言われた言葉を強く心に刻んでいることだ。愛情とともに純粋な気持ちで語られた言葉は、純粋な子供の心に深く刻まれ、その子の人生の強い指針となるのだと思う。


会社データ

URL http://www.tear.co.jp/
設 立 1997年7月
上 場 2006年6月 名証2部
銘柄コード 2485(Yahoo!で株価を見る
資本金 580百万円
従業員数 250名
主な業務 葬儀・法要請負事業、墓石販売、フランチャイズ事業



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