藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2009年11月10日放送
株式会社レッグス
代表取締役社長 内川 淳一郎さん

世界へ一歩を踏み出したプロモーション企業

プレゼントキャンペーンの草分け的存在の内川さんは、同社のことを「血の濃い集団」という。一生懸命仕事に打ち込める集団作りに必要な人材戦略と社長の仕事を聞いた。




主な内容

1)後継者としての修行中に見つけたチャンス
2)「食べるため」から「仲間のため」への変化
3)血の濃い集団を生む社長の仕事
4)変化に富む組織風土づくり
5)人口減少の日本から世界へのチャンス
6)販売促進の鍵を握る「流通知識」

会社データ

URL http://www.legs.co.jp/
設 立 1988年3月
上 場 2001年7月 JASDAQ上場
銘柄コード 4286(Yahoo!で株価を見る
資本金 220百万円
従業員数 170名
主な業務 プレミアム商品/OEM商品の企画開発、製造、販売、 およびプロモーションの企画、実施

対談を終えて

 
プレゼントキャンペーン生みの親

 「うちの会社は、今でもよく泣きますよ」。ちょっと驚く言葉だが、クリエイティブな仕事集団をいかにして創り上げてきたかの神髄が、この言葉に凝縮されている。その集団を生み出し、育ててきたのが、株式会社レッグス、代表取締役社長の内川淳一郎さんだ。
 レッグスの仕事は、一言で言えば販売促進サービスで、ある商品を買えば抽選で景品がもらえるなどのキャンペーンを年間2000種類以上企画して、実施している。今では当たり前のようになった人気デザイナーによるオリジナル雑貨がもらえるようなプレゼントキャンペーンも、草創期だった20年も前から取り組んできている。

血の濃い集団づくりが鍵

 販売促進を担う多くの会社が陥りがちなのが、カリスマ的でクリエイティブな経営者に依存し、社員も育たないし、会社の規模が大きくならないことだ。しかし、内川さんは違った。自らもクリエイティブな才能を持ちながら、仲間を増やし、ともに成長できる組織づくりに取り組んだのだ。
 こうした仕事を担う組織作りをするには、「血の濃い集団」を創らなくてはいけないと内川さんは言う。それは言い換えると、会社のポリシーと自分のポリシーが合っているという人を採用することだ。内川さんは、採用試験にきた人には、仕事がいかにキツいかを伝え、それでも共感して働きたいという人を採用している。

日本のクリエイティブが世界に進出

 しかし、言うは易し、行うは難しで、ポリシーが合う合わないは、時間とともに変わっていくかもしれない。そこで内川さんが実践しているのは、自ら社員教育に取り組むこと。毎朝、自らが社員に語りかけ続けている。各グループに対し30分ずつ語りかけている。
 常に目標を持ち、それに向って進んでいくことの意味と喜びを伝え、実感する場作りを繰り返し続けている内川さん。ぶれない社長、内川さんとぶれないその仲間たちが、いよいよ日本のクリエイティブとして、海外での活躍を始めている。モノづくりもサービスも、根本にあるのは哲学。内川さんのお話を聞いていると、新しい日本の強みが見えてきたような気がした。




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